こちらは、水こまネット横浜センターの施工事例です。

横浜市中区で行った浴室のシャワー付き混合水栓の交換作業になります。

今回かかった費用|蛇口交換¥8,000+器具本体¥12,600-リピーター割¥2,100+消費税=¥20,350

※器具本体の価格は作業当時の価格になっています。

浴室の蛇口交換のきっかけ

横浜市中区のアパートオーナー様からご連絡をいただき空き室の浴室蛇口交換を行いました。

引っ越しシーズンなどは、こういった物件の水道の修理や器具交換のご依頼が多くなります。

今回も、新規でご入居される方のために住居内の傷んでいるところを色々と手直ししている時に浴室の蛇口から水漏れしていることに気づかれたとの事でした。

蛇口の種類・呼び方の一例

蛇口のことをメーカーさんは水栓、水栓金具という名称で呼んでいます。

でも、「水栓金具から水漏れしてる!」と言うより「蛇口から水漏れしてる!」と言った方が多くの人に状況が伝わりますよね。

なので蛇口とは水栓、水栓金具のことを指していると思ってください。

蛇口の種類には、操作方法や機能、または形状や取り付け方法に合わせた呼び方があります。

こういった呼び方も、メーカーごとで変えているだけなので呼び方や名称が違うようでも実は同じ製品のことを言っているという場合が多くみられます。

操作方法にはバルブ式、レバー式などがあります。

バルブ式はハンドルを回して操作するタイプの物です。

レバー式はレバーを上下、左右に動かして水を出すことができます。

ハンドルを回す動作は手首への負担や握力が必要になるので、最近の傾向として使用頻度が高い水まわりではレバー式の方が重宝されます。

形状、取り付け方法には、ワンホールタイプ、ツーホールタイプ、壁付けタイプ、などがあります。

また、デッキ式という呼び名もあります。

機能では、水または湯だけしか出ないものを単水栓といいます。

水も湯を蛇口の中で混合させて、一つの吐水口から出せるものを混合水栓といいます。

また、蛇口のダイヤルで温度を設定しておけば毎回調整しなくても済むという便利なサーモスタット式の混合水栓というものもあります。

他にもセンサー式や、シャワーが付いているタイプの製品もありますね。

一つの蛇口を言葉で表現するときには、操作方法・機能・形状・取り付け方法などを合わせる必要があります。

また、前提としては、どこの水まわりで使われているかも重要です。

以上の前提を踏まえて言ってみると、「今回交換したのは、浴室で使われている壁付けバルブ式混合水栓シャワー付きの蛇口です。」になります。

ただ、実際に水漏れが起きている時にこんな言葉を並べて業者に伝える必要はありません。

だいたいの専門業者であれば、お問い合わせの時に状況を伺って、どんな器具なのか判断できます。

また、水こまネットで扱っている蛇口の画像が確認できるページもあります。参考になさってください。⇒横浜市|蛇口修理・交換のページへ

交換前の蛇口の水漏れ箇所

浴室シャワー水栓作業前

今回の現場の蛇口を改めて点検したところ、ハンドルが固く水の止まりが悪いだけではなく、シャワーホースからも水漏れしていました。

ハンドルが固いだけだったらパッキンの交換やスピンドルと呼ばれるハンドル内の部品を交換すれば、だいたい直ります。

ただ、蛇口のタイプによっては何ヵ所かの水漏れを直すための部品代と作業費を計算すると新品に交換したほうが安く済む場合もあります。

今回の蛇口はバルブ式混合水栓と呼ばれるタイプのものでした。

各メーカーのカタログを見るとわかりますが、バルブ式混合水栓の価格は、レバー式混合水栓やサーモスタット式混合水栓の価格と比較して低く設定されています。

高額な価格の製品であれば、本体を交換した場合に3万円、4万円とかかる場合があります。

複数個所の修理費の合計が、1万円くらいかかっても割合を考えると安くすむ感じがします。

今回は修理費を計算すると1万3千円くらいかかるようでした。

ただし、バルブ式混合水栓だったので本体を交換しても2万円程度です。

本体交換をしても7千円程度の差だったのでコスパは悪くありません。

また、今回の修理箇所は直っても、しばらくして別の箇所のトラブルが起きる可能性もあります。

もともとオーナー様も新しい入居者には気持ち良く使ってほしいとのことで、水漏れ箇所の数には関係なく交換をご希望されていらっしゃいました。

別メーカーの蛇口に交換

浴室水栓交換後

今回は、元々使っていた器具のメーカーとは違うTOTOというメーカーの蛇口に交換しました。

蛇口は、取り付け方法が同じであれば別メーカーの製品にも交換できます。

また、操作方法や、機能は全く同じタイプの蛇口になので問題はありません。

交換後の清掃、点検も含めて40分ほどで作業は終わりました。

交換した蛇口のハンドルは、さすがに新品だけあって軽く操作でき、あまり強く締めなくても水が止まるようになりました。

まとめ

昔はバルブ式が一般的だったので汎用品のパッキンや部品で修理が出来るケースが多かったそうです。

水道局で無料でもらえるパッキンを御客様が持っていて、そのパッキンに交換するということもあったそうです。

最近はレバー式、サーモスタット式などの蛇口が増加しています。

そういった蛇口は共通の部品で作られていないため各メーカーの、その器具専用の部品でなければ修理ができません。

そのため専用部品の手持ちがなく、当日修理ができないこともあります。

そのうえ種類も多種多様なので、プロでも説明書を読まないと器具の分解方法がわからないようなケースもあります。

蛇口の水漏れが起きてしまった場合には、かかる費用と使用年数にもよりますが、今回のように蛇口本体を交換してしまう方法が適切なのかもしれません。

オーナー様、本日は本当にありがとうございました。またのご利用お待ちしています。

新しい蛇口に交換したことで今度入居される方にも安心して浴室を使っていただけると思います。

水こまネットでは蛇口交換だけでなく浴室でおきる様々なトラブルに安心・丁寧・確実な対応をいたします。お気軽にご利用ください。⇒水こまネットの浴室トラブル対応のページへ