本日は、横浜市緑区の東本郷というところで行ったトイレタンクの部品交換作業の様子をお届けします。
今回修理したのは、TOTOというメーカーの20年以上経過しているトイレタンクでした。
交換した部品は、トイレタンク内のボールタップとフロートバルブという部品です。
ボールタップはTOTOのTHYS2A(税込定価12,210円)、フロートバルブはTOTOのTHY416R(税込定価1,375円)を使用しました。
作業費6,600円+13,585円-web割1,100円=19,085円
※掲載されている価格は、作業当時の価格となっています。
トイレタンクから音がする

横浜市緑区にお住まいのK様からトイレタンクから異音がするという御連絡をいただきました。
トイレに入って耳をすますと、シューシューという音が常にトイレタンクから聞こえてくるそうです。
長年使っているトイレなので、そろそろ何か故障が発生したのではないかということで、修理依頼をいただきました。
K様宅に到着してトイレに御案内いただきトイレの中に入ると、たしかにシューシューという音が聞こえてきます。
トイレタンクのフタを取り外して中を見ると、トイレタンク内のボールタップという部品から水が流れ出ていました。
このボールタップには、トイレタンクの中に貯まる水量が一定の水量になったら水の補給を止めるという役割があります。
ある程度の年数が経過するとボールタップが故障してしまい、一定の水量になっても水が止まらなくなってしまいます。
シューシューという音は、ボールタップが故障していたため水の補給を止めきれず、水が漏れている音でした。
水が止まらない状態が続くとトイレタンク内のオーバーフロー管の高さを越えてしまい、その水は便器内に流れ込みます。
漏れる水の量にもよりますが、その状態が長く続くと水道料金が増えてしまいます。
今回は、K様がトイレタンクの異常に早めに気づいたということもあり、水道料金に変化はありませんでした。
ボールタップとフロートバルブの交換

現在のオーバーフローしている状態を見ると、少なくともボールタップの交換が必要です。
K様がご使用されているトイレは、TOTOというメーカーで20年~30年ほど前に製造されたトイレでした。
それなりに年数は経過していますが対応できる交換部品は、ちゃんとあります。
使用する交換用ボールタップは、TOTOが交換用として販売しているTHYS2Aになります。
また、トイレタンク内の部品でボールタップ同様に交換する機会の多い部品としてフロートバルブという部品があります。
この部品は、トイレタンクの底のフタになっている黒いゴム栓です。
トイレのレバーを動かすと、このゴム栓(フロートバルブ)に接続されている鎖を引っ張り上げます。
鎖が引っ張り上げられるとゴム栓(フロートバルブ)が持ち上がり、トイレタンクの中の水が便器に流れ込みます。
トイレタンクで発生する水漏れには、フロートバルブのゴムが溶けて水が漏れるという症状も多く見られます。
K様宅のトイレタンクに適合するフロートバルブは、THY416Rになります。
水こまネットでは、どちらの部品も車載在庫になっているので、その場で作業ができます。
まず最初にトイレ内の止水栓を閉めて、トイレタンクへの給水を止めます。
そして、古いボールタップとフロートバルブを取り外します。

部品を取り外した後は、部品の取付位置に残ったパッキンなどを取り除きます。
また、フロートバルブの設置面などに汚れが残っていると新しい部品を取り付けた後に水漏れすることがあるので簡単に清掃をします。
THYS2AとTHY416Rの取付け

そして、新しいボールタップとフロートバルブを取り付けます。
部品を取り付けたら、トイレタンクのフタをする前に部品の動作確認をします。
まずは、新しいボールタップが適正水位で水の補給を止めるか、フロートバルブから水漏れが起きないかを調べる必要があります。
すごく低い確率ですが、部品の初期不良が起きる場合もあるので作業後の動作確認は重要です。

止水栓を開き、実際に給水してみます。
給水をしてトイレタンクに水が張られたら、レバーを使って水を流します。
レバーを引いたときにフロートバルブの鎖に緩みがあると動きが悪くなってしまいます。
また、鎖にあるていど「ゆとり」がないとフロートバルブがトイレタンクの底に届かずフタの役割を果たしません。
実際にトイレを流しながらフロートバルブの動きを調べ、違和感があれば調整します。
フロートバルブの動きに問題がなければ、ボールタップが適正水位で補給水を止めるかどうかを確認します。
トイレタンクごとの適正水位は、トイレタンク内のオーバーフロー管の「WL」ラインの刻印でわかります。

「WL」は、単純にウォーターラインの略です。
THYS2Aは水位調整ができるので、思っている位置で水が止まらないようであれば調整をすることができます。
ただし、このラインより若干低い程度なら良いのですが、あまりに低すぎるとトイレの排水不良の原因になります。
また、このラインを越えて、さらにオーバーフロー管の先端より水位が上がってしまうと、今回のようにオーバーフローになってしまいます。
適正水位で水が止まることが確認できたら、トイレタンクのフタを付け直して作業を終えます。
作業後にK様にトイレタンクからの異音が無くなったことを確認していただきました。
まとめ
長年、異状なく使っていたトイレも故障する日が来ます。
トイレタンクから今までしなかった音がするようであれば、だいたい部品故障が原因です。
TOTOやLIXILなどのメーカーでは、20年・30年前に製造された部品であっても代替品の供給を行っている場合があります。
トイレ交換や、トイレリフォームなど大きな工事を行わなくても今回ように、部品交換で修理ができる事例も珍しくありません。
修理をするかどうか迷っているうちに水道料金が増えてしまうこともあります。
異常に気づいたら、早めに修理をするようにしましょう。
水こまネットでは、トイレやトイレタンクの水漏れ修理を承っています。⇒トイレ・トイレタンク水漏れ修理のページを見る
お問い合わせの際にトイレタンクの形状・ご使用年数などをお教えいただければ修理の可否や、おおよその費用などをお伝えいたします。
トイレの水漏れでお困りの際には、お気軽に御連絡ください。







